FE108EΣとFE126Enの素性、特徴
明るく張りのある音色はフォステクスの特徴とも言うべきものです。多くの方が好む音と言っていいでしょう。
この2機種は元々がバックロードホーン用として発売されていますので、ハイ上がりな特性を有しています。
ハイ上がりとは高域に向かって周波数特性が上昇していると言う意味です。下にFE126Enの周波数特性グラフを貼ります。
この2機種は元々がバックロードホーン用として発売されていますので、ハイ上がりな特性を有しています。
ハイ上がりとは高域に向かって周波数特性が上昇していると言う意味です。下にFE126Enの周波数特性グラフを貼ります。
600Hzあたりから徐々に音圧が盛り上がって行き、6KHz付近ではピークで100dBに届いている箇所があるくらいです。
こう言うのを総称してハイ上がりと言います。このままの状態や普通のバスレフエンクロージャーに入れたのではこのハイ上がりな特性が災いしてやかましい音になってしまいます。
それを是正するには低音増強能力の高いバックロードホーンと言うエンクロージャーに入れて、特性を平らにする必要があります。
こう言うのを総称してハイ上がりと言います。このままの状態や普通のバスレフエンクロージャーに入れたのではこのハイ上がりな特性が災いしてやかましい音になってしまいます。
それを是正するには低音増強能力の高いバックロードホーンと言うエンクロージャーに入れて、特性を平らにする必要があります。
2機種の音の違いですが、値段ほどの差はありません。音圧では値段の安いFE126Enの方が勝っていますし、耐入力も上です。
どちらが大きい音が出せるかは一目瞭然です。
しかし、細かく見ていくとアルミダイカストフレームを使ったり、新技術のHRコーンの採用などで、低歪に作られているのがFE108EΣです。
音量を上げて聴いたときには僅かではありますが、FE126Enの方がソースによってはヒステリックに聴こえることがあります。しかし、これはエージング(慣らし)を行うとかなりなめらかな音になります。
ですので、低コストで作りたいと言う方にはFE126Enを、ルックスも良く作りたいと言う方にはFE108EΣをお勧めしております。
どちらが大きい音が出せるかは一目瞭然です。
しかし、細かく見ていくとアルミダイカストフレームを使ったり、新技術のHRコーンの採用などで、低歪に作られているのがFE108EΣです。
音量を上げて聴いたときには僅かではありますが、FE126Enの方がソースによってはヒステリックに聴こえることがあります。しかし、これはエージング(慣らし)を行うとかなりなめらかな音になります。
ですので、低コストで作りたいと言う方にはFE126Enを、ルックスも良く作りたいと言う方にはFE108EΣをお勧めしております。